12月12日(火)に、「チルコロ・マンドリ二スティコ・テレファニアーナ」から6人の演奏者の方に来ていただき、マンドリンコンサートを行いました。 29名の方が参加してくだいました。
「チルコロ・マンドリニスティコ・テレファニアーナ」は、福岡市で活動するマンドリンオーケストラで、60数年の歴史があり、40名近い団員で活動されています。ホームページによると西市民センターで行われた60周年記念コンサートには700名を超える観客が集まったそうです。
名前の由来ですが、チルコロは仲間、マンドリニスティコは楽器の名前(マンドリン)、テレファニアーナは電話交換手という意味だそうです。もともとは電電公社の電話交換手の仲間で始めたマンドリンオーケストラだったということです。
12月の演奏会ということで、クリスマスソングや懐かしの名曲、みんなで一緒に歌える曲をたくさん用意してくださいました。
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衣装もクリスマスっぽく工夫してくださいました。 ツリーも飾ってクリスマスの雰囲気を出しました。 1曲目は♪♪ジングルベル♪♪です。 |
1曲目のジングルベルで一気に気分はクリスマスに!! 2曲目はナポリ民謡オオソレミオ、輝かしい朝だよという意味だそうです。
3曲目は映画にもなった慕情。戦争で夫そして恋人を失った女性の一人で生きていこうという強い気持ちを表現したものだそうでが、戦争で大切な人の命が奪われる理不尽な悲しみを感じます。
次に楽器の紹介をしていただきました。 |
一番左がマンドリン。イタリア生まれの楽器。 同じ音の弦が2本4組あり8本の弦があります。 今回は3人の方がマンドリン担当でした。 真ん中の楽器は、マンドラです。 マンドリンより一回り大きく低い音が出ます。 弦の数はマンドリンと同じで8本です。 今回はマンドラ担当はお一人でした。 右の写真はギターです。伴奏を担当します。 オーケストラの時は、マンドロチェロ、マンドローネ等の 楽器もあるそうです。
いよいよみんなで歌うコーナーへ。 初めは「高校三年生」 「せつない甘い想い出がある方も多いのではありませんか。」という お話の後に演奏が始まりました。
♪高校三年生♪♪瀬戸の花嫁♪ ♪星影のワルツ♪♪リンゴの唄♪ 参加された皆さんも懐かしそうに歌っておられました。
~休 憩~ 休憩中にマンドリンに触らせていただきました。 「チルコロ・マンドリニスティコ・テレファニアーナ」との出会いなどについて お話していただきました。 一人一人の方のお話を興味深く聞かせてもらました。 音楽や好きな楽器と出会い、仲間と長く演奏を続けられているのが とても素敵だなと感じました。 野芥校区にお住まいの方もいらっしゃり、さらに親しみがわきました。 マンドリンの「男はつらいよ」もなかなか哀愁があって良かったです。 会場からハミングが聞こえてきました。
♪学生時代♪ 一人一人学生時代のことが思い浮かんできたのではないでしょうか。 ♪聖夜♪ クリスマスの雰囲気が一気に高まりました。
最後の曲は、♪トロイカ♪です。 雪の白樺並木 夕日が映える 走れトロイカ ほがらかに 鈴の音高く 響け若人の歌 高鳴れバイヤン 走れトロイカ かろやかに 粉雪蹴って 黒い瞳が待つよ あの森越せば 走れトロイカ 今宵は 楽しい宴 アンコールに応えていただき、♪昴(すばる)♪を演奏してくださいました。
さらにアンコールで、今日の演奏曲からのリクエストで、 ♪オオソレミオ♪を演奏してくださりました。
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「チルコロ・マンドリニスティコ・テレファニアーナ」の皆さん、楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。 楽団名の発音が難しく何度も練習したのに、当日の紹介でも噛んでしまい、申し訳ありませんでした。 END