2020年9月15日火曜日

9月のシニアカレッジ

 9月8日(火)10:00

映画鑑賞

「ぼけますから、

よろしくお願いします。」

ひとり娘/監督・撮影・語り

信友 直子

母、87歳、認知症。 父、95歳、初めての家事。



今回は、ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしく

お願いします。」を鑑賞しました。


東京で暮らす一人娘の「私」は、ドキュメンタリー制作に

携わるテレビディレクター。

2014年、母はアルツハイマー型認知症の診断を受け、その時から

90歳を超えた父が80代後半の母の介護をする日々がはじまる…。


娘である「私」の視点から、認知症の患者を抱えた家族の

内側を丹念に描いたドキュメンタリーです。






病気に直面し苦悩する母。95歳で初めてリンゴの皮をむく父。
仕事を辞めて実家に帰ろうかと悩む娘に父は
「(介護は)わしがやる。あんたはあんたの仕事をせい。」
そして「私」は両親の記録を撮ることが自分の使命だと思い始め…




認知症の現実、介護の現実、でも誰もが優しく
愛情にあふれていました。

1時間40分の映画でしたが、内容に引き込まれ、
時間を感じませんでした。
それぞれ、心に訴えかける場面があったと思います。

ハンカチが必要でした。💦


・・・・・・参加者のみなさんの感想より一部紹介・・・・・・


○とても感動しました。勉強になりました。
○だんだんこわれていくのが切ない。
○自分がわからなくなるという不安、本当に身にしみます。
○自分の介護経験を思い出し少し辛かった。
○生きる力。二人でよく頑張っていらっしゃる。
○これからの夫婦のあり方、過ごし方を考える良い機会になりました。





鑑賞後、参加されていた早良第9いきいきセンター
(地域包括支援センター)の濵地さんをご紹介。



介護が必要になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるように
相談に対応します。いつでもご連絡下さい。
野芥には″最後まで安心して暮らせる元気な野芥校区”
を目標に「野芥のこれからを考える」という取り組みがあります。

とのお話に、○最後まで野芥に住むことができたらと思います。
という感想もありました。





10月6日(火)の「早良区人権を考えるつどい」で

監督の信友直子さんが講演されます。

早良市民センターにて。

定員 100名

申込は833-4401まで。