校区自主防災会と共催で、「今、何が起きとうと?」をテーマに福岡の温暖化について考えるシニアカレッジを開催しました。講師はテレビでおなじみの元TNCお天気キャスターの手嶋準一さんにお願いしました。
お馴染みの顔ですね!
100年間で、平均気温は3.1度上昇、最高気温は1.9度上昇、 最低気温は4.9度上昇したそうです。 手嶋さんのおしゃるには温暖化の本質は「最低気温の上昇」 だ
ということでした。
暑くなった暑くなったと私達は言っていますが、最高気温の変化より
最低気温の変化が著しく、夜になっても温度が低くならないことが
問題だそうです。
熱帯夜(25度を下回らない日)が極端に増えているそうです。
夜になっても気温が下がらないのは、都市化が進み,
アスファルトやコンクリートが増え、日中熱を蓄え夜間に熱を放射するからということでした。
温暖化の原因として
・都市へ人が集中してアスファルトやコンクリートが増えていること
・温室効果ガスの増加
・生活や暮らしからの排熱(エアコンの熱)
・大陸からの影響 などが考えられるそうです。
米は温暖化の影響を受けやすく、量も質も悪くなっているとのことでした。
米不足といわれているので、心配になりました。
災害についてのお話もありました。2023年7月室見川が氾濫するかも知れないという大雨の時の状況について説明がありました。
住民しか判断できないことがあるので、行政の情報などを収集しながらも、自ら判断することが大切であることを強調されました。
「今、何が起きとうと?」の答えをいくつか理解することができ、災害時の心構えについても考えることができました。
手嶋さん、わかりやすい説明ありがとうございました。