2024年11月4日月曜日

事業報告 野芥っ子広場(こども人権教室)「平和について考える~おりづるの声を聴く~」

 7月20日、福岡市原爆被害者の会 朗読証言グループおりづるの声の皆さんにおいでいただき、小学生中学生対象の人権教室を行いました。小学生13名、中学生3名、大人8名が参加しました。

7名のおりづるの声の会員の方が、物語や被爆者の証言の朗読を通して、こども達に平和の大切さを伝えてくださいました。

朗読証言グループ「おりづるの声」のみなさん

物語「ながさきのこうま」

原子爆弾の恐ろしさ(熱線、爆風、放射線など)について学びました。

長崎で被爆された方の証言の朗読を聴きました。
    参加していた子ども達は、自分と同じ年頃の子ども達が            とても苦しい思い、怖い思いをしたことが                   衝撃だったように見受けられました。


最後に子ども達にメッセージを伝えてくださいました。
それに応えて「このようなことが起こらないように努力したい」と        
6年生の子どもが感想を述べました。

参加者は少なかったですが、原爆を通して平和について考える貴重な機会と            なりました。今回来ていただいたおりづるの声の会員には             被爆された方はいませんでしたが、若い方も含めて被爆の実相を          伝えていこうと取り組まれていました。
活動の新しい形を感じ、とても頼もしく思いました。

学んだことを平和新聞としてまとめた子どももいました。            夏やすみの自由研究として学校に提出しました。