2024年1月15日月曜日

校区行事 第27回ふれあい福祉のもちつき大会(社会福祉協議会主催)

 昨年12月17日に、野芥校区社会福祉協議会主催で「第27回ふれあい福祉のもちつき大会」が開催されました。新型コロナ感染症の影響で4年ぶりの実施でした。

野芥校区の各種団体と野芥小学校、田隈中学校、各PTAそして地域・地域外の有志の方の協力を得て行われました。その様子をご報告します。

実行委員会の資料には、大会の目的が次のように書かれています。

『野芥校区社会福祉協議会は、福祉の町づくりの一環として「ふれあい福祉のもちつき大会」を実施しています。校区に住む高齢者、自宅で介護をしている方々が良いお正月を迎えることが出来るようにと、つきあげたおもちを民生委員がお届けします。地域の皆様の親睦を一層深めるとともに、この良き習慣が続くように小・中学生・青年にもちつきを体験させて、その伝統を受け継いでいくことを期待するものです。』

前日から準備が始まりました。

かまどの土台づくり
枠の中に煉瓦を敷き砂を入れて土台を作ります。
4年前のもちつきを経験した地域の方が指導してくださいました。

公民館の講堂やもちを詰める場所の準備も行いました。

使う道具は全部丁寧に洗いました。
杵ともち米は一晩水につけておきます。
前日準備完了。明日のもちつきが楽しみです。

12月27日(日) もちつき大会当日。
12月一番の冷え込みで朝のうちは雪も舞っていました。

それぞれの持ち場で準備を始めました。計量係は、量を正確に計りしっかりと水をきります。かまど係は火を入れお湯を沸かします。臼には湯を張り温めます。
講堂の中の準備も整いました。4年ぶりのもちつき大会ちょっとドキドキです。

8時になり協力者の方が集まりました。
社会福祉協議会の会長から「4年ぶりのもちつき大会です。
みんなで力を合わせ安全に取り組みましょう。」と挨拶がありました。

いよいよもつちき開始です。

さあ一番餅。
「イチ、ニ、サン、イチ、ニ、サン…」掛け声をかけ気合がはいります。
最初の餅が届きました。忙しい餅きりの始まりです。

田隈中学校ボランティア部の生徒さんが応援に来てくれました。
計量、つく、餅をまるめる各係で大活躍。
なにより雰囲気を明るく元気にしてくれました。
中学生から元気をもらい大人も最後まで頑張れました。

田隈中学校、野芥小学校から校長先生をはじめ先生方が
参加してくださいました。
この写真は、田隈中の校長先生と先生の3人でついているところです。
生徒からも地域の方からも、「頑張れ!」と大きな声が
かかり、盛り上がっていました。参加ありがとうございます。

野芥小の子ども達も、もちつき、餅ちぎりを体験しました。
初めて餅をついた子もいて貴重な経験になりました。

地域に配るお餅には、野芥小学校の児童のお手紙も添えられました。
子どもからのお手紙を楽しみにされている方もいらっしゃるそうです。

地域に配る330世帯分のお餅の準備ができました。
100名以上の方の協力で160kgの餅をつきあげることができました。

片付けもみんなで協力して行いました。
来年のことを考えながら倉庫に道具をしまいます。

最後に、おにぎり、漬物、豚汁がふるまわれました。
みんなで一つのことを達成した喜びを感じつつ、おいしくいただきました。

4年ぶりに行われたもちつき大会でしたが、100名以上の方々に参加していただき、無事にお餅をつき上げ、地域の高齢者や介護をしている方々に届けることがでいました。

昨年9月から、田隈中学校1年生の「地域貢献プロジェクト~地域のために私たちができること~」という学習に野芥校区自治協議会の役員や公民館の前館長・館長が協力してきました。そうした学習の成果として地域行事に多くの田隈中学校の生徒が参加してくれました。中学生が参加してくれることで、活気溢れるもちつき大会になりました。田隈中学校の生徒の皆さん、先生方本当にありがとうございました。

最後に、もちつき大会に協力していただいた団体を紹介します。
野芥町内会連合会、体育振興会、スポーツ推進委員、老人クラブ連合会、男女共同参画推進協議会、民生児童委員会、野芥小学校児童・先生、野芥小PTA、田隈中学校生徒・先生、田隈中PTA、青少年育成連合会、子ども会育成連合会、野芥公民館、早良区地域支援課、早良区社会福祉協議会
校区だけでなく校区外の方にも参加していただき、「ふれあい福祉のもちつき大会」を盛大に行うことができました。心から感謝申し上げます。  END