6月24日「中村哲という生き方~取材を通して~」というテーマでシニアカレッジを開催しました。
講師は西日本新聞社編集局報道センター次長の中原興平さんとペシャワール会PMS支援室長の藤田千代子さんにおいでいただきました。
中原さんは、現地を含めて中村哲医師を長年取材されてきた方です。また藤田さんは長い間フガニスタンの現場で中村医師とともに活動され、今も現地での活動に関わられている看護師さんです。
中村哲医師はとても有名で関心も高く、多くの方が公民館に集まってくださいました。
中原さんが写真をたくさん見せてくれて、中村哲医師がなぜアフガニスタンに関わるようになったのか、現地でどのような活動をしていたのかを順を追って説明してくれました。
荒涼としていた砂漠が緑豊かな農地に変わっている写真には、「おお」とどよめきが起こっていました。中原さんからの質問に応えて、藤田さんも写真を説明してくださいました。長年ともに活動された藤田さんだからこその内容がたくさんあったように感じました。
1時間半があっという間でした。まだまだ聞いていたいという雰囲気でした。中村哲医師の志を受け継ぎ、日本や現地で頑張っていらっしゃる方々がいらっしゃいます。応援したくなりました。
この講演会を受けて、7月5日に「劇場版 荒野に希望の灯をともす」を油山病院4階多目的ホールで上映いたしました。こちらも大変感動的な内容で、100名近くの方が集まってくださいました。
地域の皆様の役にたつならと上映費用は油山病院が負担してくださいました。大きなスクリーンがあり画質もとても良く、冷房も効いていてとても快適に映画を鑑賞することができました。心から感謝申し上げます。
中村哲医師のことを、講演会と映画会とセットで学ぶことができました。福岡出身の方なので親近感が湧くとともに誇りにも思えます。