シニアカレッジの開講式を5月28日(火)に行いました。クラシックギターリストの岩松知宏さんと朗読講師の岩村朋子さんにおいでいただきました。開講式ということもあり、84名の参加があり講堂がいっぱいになりました。
岩松さんは2022年デヴィ・スカルノ夫人が開催した第2回「イプラ・グランド・ジャパンコンクール」ギター部門で最高位を受賞され、ニューヨークカーネギーホール、イタリアシチリア島でも演奏会をされています。
岩村さんは、「学IWATAYA」朗読講座の講師をされています。2015年開催「宮沢賢治を読もう」にて心に残る朗読第一位になり、2016年青空文庫朗読コンテストでは銀賞を受賞されました。所属する朗読紫苑の会の定期朗読会は通算160回を超えているそうです。
お二人の紹介
最初の朗読2作品は母の日にちなんだ作品でした。子の立場から 書かれた作品と親の立場から書かれた作品です。
1,『一条の煙』(語りかける花 より)志村ふくみ作
2,詩『手紙~親愛なる子供たちへ~』作者不詳 ポルトガルで作られた詩が日本で翻訳され曲がつけられました。 歌詞を歌わず読むという珍しい朗読でした。
3,ギター演奏
演奏曲 バザーへ・アビエルト~開かれた道~ Ⅰ プレリュード Ⅱ ダンサ エディン・ソリス 作曲
いのちの歌 村松宗継 作曲
ギターのいろいろな奏法も紹介してくださいました。よく知っている 楽器なのにいろいろな音色や音がでることに驚きました。 弾いている手元がよく見えるように立って弾いてくださいました。
岩松さんの情熱を感じる演奏でした。
4,『もう一枝(いっし)あれかし』 あさのあつこ 作
40分かかる時代物の作品でした。作品に引き込まれとても短い時間に 感じました。
(眼を閉じて聞いていたら、目の前に光景が浮かんできた。色も見えたよ)と 講演後話している方がいました。私も光景が浮かんできて40分間自分の 想像の世界に浸ることができました。ギターの音色にも、朗読にも引き込まれあっという間の90分間でした。 岩松さん、岩村さん本当にありがとうございました。
シニアカレッジ終了後、玄関で障がい者福祉サービス事業所の碧園さんが お弁当や野菜、漬物の販売をしました。野芥公民館としては初めての取組 でしたが、地域の皆さんがたくさん購入してくださいました。 ありがとうございました。収益は利用者の方のお給料になります。
今年度シニアカレッジの後に、碧園の物販を 予定しています。ご協力よろしくお願いいたします。